眼鏡と僕ら


「別紅さん…コレ…」

今日は別紅さんの誕生日だ。
僕らは今、いわゆる友達以上、恋人未満ってヤツで。
眼鏡という変な所で意気投合した僕達は、たまに会ったりしていたのだけれど、
何といっても今日は別紅さんの誕生日。
僕達の関係が少しでも進んだらいいなという願いを込めて。
僕は眼鏡を送った。

「司馬くん、これは」
「はい」

僕らは、見つめあう。

「驚いたよ、こんな所で出会えるなんて」

そう、僕が送った眼鏡は、眼鏡ファンの間では伝説とも言われる眼鏡
(注・そんな物は多分ないです)。
偶然街で見掛けた時は驚いたけれど。
僕が欲しいなとも思ったけれど、やっぱり別紅さんにかけて欲しい。

「かけてみてもいいかい?」
(こく)

別紅さんは、かけていた眼鏡を外し、その眼鏡をかける。

「このフィット感、かけ心地、見やすさ、全てにおいて素晴らしいよ!!」
「喜んでくれて…嬉しいです」
「どうだい司馬くん、よくなくな〜い?」
「凄く、良いです///」

僕は微笑むと、自分のサングラスを外し、別紅さんの眼鏡も外した。

「どうしたんだ?」

そして、軽く口付ける。

「もう一つ…プレゼントです///」

すると別紅さんは、伝説の眼鏡を見たときより笑ってくれた。



-End-




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別紅さんハピバ記念小説です。
ちょっとフザケが過ぎました(笑)




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