パラドックスハーツ






山崎side



例えばおれの持つ喜びや悲しみ、愛しさも切なさも全部。
そっくりそのまま貴方に渡すことができたなら、どんなに幸せなことだろう。
だけど、大きすぎるこの気持ちで、貴方を壊してしまうかもしれませんね。
でもおれは、貴方の気持ちで壊して欲しいんです。
ねぇ、キスをしましょうよ。
俺たちの関係を、少しでもいい。
変えてみませんか?

大きな欠伸をしながら歩く沖田隊長を横目で追いつつ、下された命に耳を傾ける。
重大すぎる任務の説明にさえ心ここにあらずなおれに、土方さんはひとつ、咳払いをした。

「山崎ィ、聞いてんのか?」
「あ、す……すみません……!」

はっと我に返ってあわてて謝ったら、窓の向こうの沖田隊長がくすり、と笑った。

「まーた怒られてまさァ」
「コラ総悟、お前も山崎構ってねェで仕事に戻れ」
「へいへーい」

そそくさと屯所の庭を走り去る沖田隊長が完全に見えなくなった後、副長が神妙な顔でおれに問う。

「いいのか?」
「何がですか?」

おれは、何も気付かないふりをして、副長に問い返す。

「お前がいいのなら、俺が口出すことじゃねェけどな」

副長は、未だ何も知らないふりをし続けるおれにそう言うと、静かに部屋を出て行った。

「ふぅ……」

小さく溜め息を吐き、柱に背中を預けると、大きな安堵感が身体を包む。
良かった、沖田隊長にはまだ知られていない。
おれに下された任務は、最近勢力を伸ばし始めた攘夷派の団体に忍び込み、情報を集めてくること。
見つかれば、命はないだろう。
副長からも、命の保障をすることはできない、と告げられた。
もうここに、帰って来れないかもしれない。
沖田隊長にも、会えないかもしれない。
それでもおれの気持ちは、不思議ととても穏やかだった(これが嵐の前の静けさだったと気付くのは、少し先の話だ)。
沖田隊長には、おれが発つまで気付かれたくない。
おれは出発する最後の日まで、いつもの調子で沖田隊長と過ごしたかった。
いつもみたいにおれを呼んで、いつもみたいに笑う沖田隊長と。




おれが出発するまで、沖田隊長には言わないでください、と副長に頼み込んだおかげで出発する三日前になっても、沖田隊長は特に変わった様子もなく、おれに接してくれた。
そんな沖田隊長とは反対に、おれは命を懸けた任務への焦りからか、沖田隊長への熱情を抑えきれなくなりつつある自分を持て余していた。
そして、そんな感情を助長するようなもう一つの理由もあった。
沖田隊長も、自分のことが好きなのではないのだろうか?
そんな思いに行き着く前に、おれはいつも、考えを止める。
そんなこと、あるわけがない。
あっていいはずがない。
この想いが、報われるだなんて届いているだなんて期待しちゃいけない。
ここを、離れがたくするだけだ。
任務の、邪魔になるだけだ。
だけど。
……だけど。
おれはその夜、こっそりと沖田隊長の部屋を訪ねた。

「誰ですかィ?」
「あ、山崎です」

開いた襖から覗かせた沖田隊長の目には、何故か泣き腫らしたような跡があった。
おれはそれを訊ねることもできずに、ただ通された部屋の真ん中に所在なく佇むしかなかった。

「どうしたんでィ。こんな遅くに」
「すみません。どうしても、確かめておきたいことがあって」

寝ようとしていたのか、部屋の真ん中には既に布団が敷かれていた。
寝巻き姿の沖田隊長はちらりとおれを見やり、ぽすんとその場に座り込んだ。

「座らないんですかィ?」
「あ、失礼します」

その場に腰を下ろしても、おれは何も言い出せずに、ただ目の前の沖田隊長を見つめていた。
さらさらとした栗色の髪だとか。
大きな瞳、長い睫毛、白い胸元。
それらで構成されている沖田隊長の全てが眩しくて。
ぞくりと身体の奥から何かが押し寄せて、ぷつり、と保てていたはずの理性の糸は切れた。
言葉が、制御されずに勝手に紡ぎ出される。

「好きです、沖田隊長」

沖田隊長の腕を掴んで真っ直ぐに告げれば、細い身体がぴくんと震えた。
おれを見る目が、少し涙で揺れていた。
震える手が、どうしてもおれのことを求めているように思えて、仕方がなくて。

「……いきなり何言い出すんでさァ。頭でも沸きやしたか?」
「ごまかさないで下さい」

少しの沈黙の後、返ってきた言葉は期待していたものとは違っていたけれど。
気付いてしまった。
おれのずっと求めていた、だけど決して気付いてはいけなかった想いに。
目の前の沖田隊長の頬や手や表情は、熱くなったり震えたり、きっとおれと同じ反応、同じ表情。

「沖田隊長だって、おれのことが好きなくせに」

びくんと震える沖田隊長の身体。
その反応に確信を得たおれは、掴んでいた沖田隊長の腕を引き寄せて、ゆっくりと唇を重ねた。
何度も角度を変えて唇を合わせたら、水音が部屋に響く。
掴んでいる腕だけではもどかしくて、さするように沖田隊長の腰を引き寄せて抱き締めたら、ゆるゆると沖田隊長の腕がおれの背中に回った。
微かに開いた唇の隙間から舌を捻じ込ませ、丹念に歯列をなぞってゆく。
逃げる沖田隊長の舌を口内で探り、絡ませたら沖田隊長の手が、おれの隊服を握った。
それをきっかけに口付けは更に激しくなり、おれたちはゆっくりと布団の上に倒れこんだ。
沖田隊長の少し肌蹴た胸元からそうっと手を滑り込ませ、おれの指が胸の突起を掠めれば、沖田隊長の身体は今までないくらいに痙攣した。

「いい……ですか?」

唇を離し、沖田隊長に訊ねれば、沖田隊長は小さく首を振った。
そして覆いかぶさるおれを退かして起き上がる。

「どうして……こじ開けたりしたんですかィ?」
「え……?」
「山崎、お前任務に行くんだろィ? 生きて帰ってくるかどうかもわかんねィって」
「どうして、それを……」

次に続ける言葉が見つからなくて、おれは何も言えずに沖田隊長を見つめた。
沖田隊長は、そんなおれの視線を反らすように目を伏せ、ゆっくりと口を開いた。

「山崎と、土方さんが話してたのを聞いたんでさァ」

沖田隊長は、紅潮した顔を隠すように手で顔を覆う。

「沖田隊長、もしかして最初から……」
「諦めようとしてたのに、どうしてこんな……」

知っていたんですか?と訊こうとしたら、沖田隊長の口から、信じられない言葉が零れ落ちた。

「アンタが、好きだなんて言わなかったら。キスなんてしなかったら……! 酷い、でさァ。山崎」

そう言いながら涙を零す沖田隊長に、おれの心の奥の方がどくんと音を立てる。
おれは、いつもの様子などどこにも見受けられない沖田隊長を、戸惑いつつもきつくきつく抱き締めた。

「すいません。おれ、自分のことしか……」
「違うんでさァ。山崎は悪くねェ」

腕の中で震えながら、必死に言葉を紡ぎ出そうとする沖田隊長があまりに愛しくて、おれは更に何かを言おうとする沖田隊長の唇を無意識のうちに塞いだ。

「んっ……」

何度も角度を変えて口付けながら、沖田隊長の寝巻きの帯をしゅるりとほどく。
肌蹴た胸を弄りながら、徐々に唇を下に下ろしてゆく。

「やま、ざきィ……っ。やめ、あっ……」

おれの舌が沖田隊長の胸の突起を掠めると、吐息混じりの小さな声が上がる。
その声で我に返ったおれが慌てて沖田隊長から離れると、息の上がった沖田隊長が、濡れた瞳でおれを見つめた。

「ご……ごめんなさいっ。おれ、なんてこと……」
「さっきから、どうして謝るんですかィ? おんなじ、でしょう? アンタも、俺も。同じ気持ちだったのに」

沖田隊長はそう言って膝歩きをして一歩おれに近付くと、おれの後頭部を引き寄せて唇を重ねる。

「山崎は何も悪くねェ。俺だって、ずっと望んでたことなんでさァ。きっと」

沖田隊長の言葉に、おれは何も返すことができなかった。
どんな言葉を口にしても、おれの中に生まれた思いは伝えられない気がした。
だからこそ。
だからこそ、この手で、この唇で、おれの全てで。
去りゆくおれを、沖田隊長の中に刻み込まなければ。
おれは、急いで衣類を脱ぎ捨てると、照れくさそうに俯く沖田隊長をその場に押し倒し、細い首筋に顔を埋めた。
油の切れかかった行灯のせいで薄暗くなってしまった室内では、真っ白な肌が妖しく浮き上がる。
その柔らかく透き通るような肌に、おれは夢中で唇を寄せ、幾つもの赤い痕を残す。

「は、はぁっ……」

沖田隊長の口から微かに零れ出す吐息に、おれは唇を更に下におろし、冷えた胸に舌を這わせる。
深くなる息が、おれの中の熱まで上げる。
上目で見れば微かに窺える表情が、既に余裕がなくなっていることを伝えてくれる。
所在なさげに投げ出されている沖田隊長の手に指を絡め、おれは既に主張を始めている胸の突起に舌を下ろした。

「んっ、は……ん、やまざ……きィ」

おれの舌の動きに合わせて、沖田隊長の身体はびくんと揺れる。
絡めた手で沖田隊長の頬に触れれば、まるで高熱時のように熱くなっていた。
物凄い速さで生まれる征服欲を抑えきれずに、おれは沖田隊長自身を下着の上から掴んだ。

「そこは、だめ、でさァっ……!」

沖田隊長がおれの手を掴み、小さく震えながら懇願する。
おれは沖田隊長の言葉を遮るように口付けを落とし、だんだんと熱くなってゆくそこをゆっくりと撫でた。
唇を重ね合わせたまま下着をずらし、直接自身に触れ続ければ、沖田隊長は何度もおれの下で身体を反らせる。
くちゅくちゅと先端を親指で刺激し、それに合わせるように口内で舌を絡めた。
声にならない吐息が沖田隊長の唇の端から零れ落ち、それと一緒に唾液が頬を伝って布団を濡らす。
苦しそうな沖田隊長に気付いてゆっくりと唇を離せば、沖田隊長は未だ続く下半身への刺激に声を出すまいと下唇をぎゅっと噛んだ。
おれは沖田隊長自身から手を離し、そっとその唇に触れた。

「もっと、声聞かせてください」

そろそろと唇が開き、おれは再び沖田隊長自身に触れると、同時に胸の突起も舌で刺激する。

「んっ、ふ……あぅ、山崎、やま……ざ、き」

もはや遮るものさえなくなってしまった沖田隊長の唇から、今まで聴いたこともないような甲高い声が漏れる。
満たされてゆく欲に更に扱く手を速めると、沖田隊長はおれの手の中に吐精した。

「……きィ。帰って……がれ……」

息を切らし、目元を腕で隠した沖田隊長が声にならない声を紡ぐ。
おれは、その手を下ろさせしっかりと視線を絡ませながら訊ねた。

「何て言いました?」
「…………」
「沖田隊長?」
「帰ってきたら覚えときやがれって言ったんでさァ!」

少しの沈黙の後、ようやく呼吸が整ったらしい沖田隊長が悪態尽けば、おれの中の更なる欲に火が点いた。
沖田隊長の精液で汚れた右手を本人の目の前に掲げ、ぺろりと舐める。

「…………っ」
「楽しみに、しておきますね」

その行動に言葉を失った沖田隊長におれは微笑みながら言う。
必ず、生きて帰ってきます。
沖田隊長の言葉に隠された本当の意味に、おれは心の中で返事をした。

「大丈夫ですか?」

おれの問い掛けに、沖田隊長は眼も合わせずに頷く。
沖田隊長の中を指で掻き回す度、細い腰は弓のようにしなり、吐息混じりの嬌声が部屋に響く。
中指で外壁をぐいっと押せば、一際高い声が、小さな口から零れた。

「ここ、ですね?」

おれは何も答えない沖田隊長の中から指を抜き、ゆっくりと自分自身をそこに沈めてゆく。
沖田隊長の顔が痛みで歪んだ。
おれが歩みを止めて沖田隊長を見ると、沖田隊長がおれの頬に触れる。

「やめないで、くだせェ」

沖田隊長の腕がおれの首に伸び、ぐいっと抱き締められる。
ゆっくりと律動を開始するおれに合わせて、揺れる沖田隊長の身体。
重なる呼吸。
一つになる心。
流れ込んできたかのように伝わる沖田隊長の気持ちに、胸が締め付けられるように痛んだ。
大きすぎて、壊れてしまいそうだった。
おれの気持ちはちゃんと、沖田隊長に届いているだろうか。
ほんの少しでいい。
欠片でもいい。
どうかどうか、届いていますようにと祈りながら、おれは沖田隊長の中で果てた。





沖田side





山崎への想いに気付いたとき、こんな汚れた醜い感情は、どうにかして封じ込めなければ、と思った。

「それでは、行ってきますね」
「生きて帰って来ねィと、許しやせんぜ?」
「わかってますよ」

初めての夜を過ごし、ぎこちない朝を迎えれば、俺たちはまた混じり合って果てた。
そんな繰り返しで山崎は昨日、任務に行った。
残された俺はただ、いつものように仕事をこなし、そして暇さえあれば山崎のことを想った。

「総悟、キツかったら休んでもいいんだぞ?」
「だーいじょうぶでさァ」

優しい近藤さんの言葉に笑って返事をして、いつものように見回りのため、町へ出る。
こんな初めて生まれた気持ちを、どう表せばいいのか、俺には皆目見当もつかない。
無理矢理言葉にするならば、壊したいと同時にやってくる、壊されたいという気持ち。
こんなのは俺じゃない。
待つだなんて性に合わない。
それなのに、どうして。

「馬鹿山崎」

こんなに胸が痛いのだろう。
不安で堪らないのだろう。
俺は小さく呟いて、溜息を一つ吐いた。
江戸の町は、いつもと変わらない。
景色も、町並みも、匂いだってそのままだ。
だけど山崎はここには居ない。
それを思うだけで、胸が締め付けられるように痛んだ。

「眠れねェのか?」
「土方さんこそ、どうしたんですかィ? こんな遅くに」
「厠の帰りだ」

その夜、どうしても眠ることができずに縁側でぼーっと空を眺めていたら、眠そうに頭を掻く土方さんが通りかかった。

「酷いですぜ土方さん。黙ってるだなんて」
「あ、あぁ。悪かったな」
「まぁ、知ってたんですけどねィ」

そう言って俺が小さく笑うと、土方さんは気まずそうに俺から目を反らす。

「そろそろ、部屋に戻りまさァ。おやすみなせェ」
「あぁ、遅刻すんなよ」
「わかってやす」

どうにか封じ込めたはずの想いは、山崎と土方さんの会話を盗み聞きしたことで、一気に溢れ出した。
しかし誰一人として、俺の前で山崎の任務の話をしなかった。
時折、隊士たちがこそこそと山崎の心配をしているのが聞こえた。
俺にだけ、知らされていない……?
その意図が掴めず、俺は何もすることが出来ずに、再び想いを封じ込めざるを得なかった。
しかし完全に封じ込めることが出来るはずもなく、山崎のことを思えば涙が零れた。
山崎が俺の部屋を訪ねてきたのは、そんな想いを持て余して泣いた夜のことだった。
あの時のことは、はっきりと思い出せるほど眩しく、鮮やかに俺の中に蘇る。
顔を見ただけでもう、駄目だった。
身体中の何もかもが弾け飛んでしまいそうに躍動した。
それでも俺はどうにか平静を装って山崎を部屋に通した。
好きだ、と言われて押し込めてきたはずの想いが、身体中から溢れ出した。
初めてのキスが、汚れた醜い感情まで引き出した。
山崎が欲しい今すぐ欲しい壊したい壊されたい離れたくない離したくない。
どんどん熱さを増す身体はまるで、自分のものではないみたいだった
鎮める術もわからずにただ、山崎にキスをした、身体を押し付けた。
きつく抱き締められるたびに、震える指から山崎の気持ちが痛いほどに伝わって俺を掻き乱した。
矛盾する感情さえもぴたりとはまった。
抱く思いは悲しいほどに同じだった。



山崎の居ない毎日は、まるで色を失ったかのように俺に何も訴えかけてはこなかった。
生きて帰っては来ないかもしれない。
そんな考えが頭に浮かぶたびに何度も消した。
そんな二週間を、俺はよく覚えていない。




山崎が任務に出て二週間と少しが過ぎ、俺はいつものように眠れぬ夜を過ごしていた。
縁側に腰掛け、空を見上げれば小さく星が瞬いた。
すると、微かに人の動く気配がした。

「真撰組に忍び込むなんて、いい度胸ですねィ」

俺は音のした方から眼を反らさずに後ずさりをしながら手探りで刀を探す。

「金ですかィ? こんなとこにンなもんありやせんぜ。それとも、仇討ちですかィ? 悪いことは言わねェ、諦めた方がいいでさァ」

ようやく指先にかつんと当たった刀を握り締め、ゆっくりと音のした方へ向かう。

「いい加減、姿を現したらどうなんですかィ?」

かさり、と葉の揺れる音がしたかと思えば、一人の男が姿を現した。

「…………」
「酷いですよ、侵入者扱いだなんて」

顔は見えなかった。
だけど月明かりの下でも確かにわかった。

「一番に、会いにきたんですよ?」

目の前に現れたのは、泥棒でも仇討ちでもなく、山崎だった。
身体に力が入らず、かしゃん、と握った刀が手から滑り落ちる。

「やま……ざき……」
「ほら、何落としてるんですか。しっかりして下さい」

山崎は、屈んで俺の落とした刀を拾うと、微笑みながら俺にそれを差し出す。
俺は、それを受け取らずに山崎の背中に手を回して抱きついた。
至近距離で見た顔は、傷だらけだった。
隊服の隙間から、微かに血の臭いがした。

「ったく、いつまで待たせるつもりでさァ」
「すいません、思ったより手間取っちゃって」
「会いたかった、でさァ」
「おれもです」

俺は一旦山崎から離れて部屋に入り、小さく山崎を手招きする。
襖を閉め、ぽすんと布団に腰を下ろせば、すぐに天地は逆になった。

「おかえりなせェ」
「ただいまです」

俺は近付いてきた山崎の頬を手で挟み、怪我をしている鼻を思い切り噛んだ。

「痛っ、ちょっと何するんですか!」
「あの時の仕返し、でさァ」

そう言ってにやりと笑えば、山崎もつられて笑った。
俺たちは気を取り直して唇を重ねた。
何度もそれを続ければ、頭がくらくらして気が狂いそうだった。
笑う山崎に、気が遠くなるほどの幸せを感じた。
山崎もそうだったらいいのに、と幸せの隅で思った。











++++++++++

藤沢さまへ、10000hitのキリリク山沖で黒い山崎、でした。
あわわ……全然黒くなくて本当にすみません……!
こんなブツでこんな管理人ですが、これからもよろしくしてやって頂ければ幸いです。
それでは、リクエストありがとうございました。


戻る

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送